真野眼鏡 吉祥寺

真野眼鏡

吉祥寺、手仕事の眼鏡。

真野 進方

「Quality of Vision(QoV)」— 人々の「視ることの質」を暮らしの中で支えてきたZEISS。今回は、吉祥寺のZEISS Vision Expert店「真野眼鏡」の代表、真野進方さんにインタビュー。自ら製作したフレームを店頭に並べ、思いもかけない一本との出会いをプロデュースする真野さん。その眼鏡づくりについてお話を伺いました。

――はじめに自己紹介をお願いします。

吉祥寺の中道通りにある「真野眼鏡」のオーナーをしています、真野進方です。店の経営をしながら自分自身が店頭に立ち、すべてのお客さまと向き合っています。この街の一員として、商店街の掃除や見回りも、私にとっては大切な日課のひとつです。

この業界に入ったきっかけは、親が眼鏡と宝飾の仕事をしていたことでした。早稲田眼鏡専門学校を卒業後、眼科勤務を経て、眼鏡・宝飾チェーン店で店長を務めました。その後、独立。改めて自分の理想とする店のかたちを考えるようになっていきました。自分の目の届く範囲で、一人ひとりのお客様と深く向き合いたい。そう考え、この吉祥寺で個人店のスタイルに行き着いたのです。

その後、眼鏡づくりの技術を磨くために東京の眼鏡職人に師事し、さらに武蔵野美術大学の通信課程でも学びました。日本画や美術の技法に触れ、それを眼鏡づくりや店舗の空間づくりにも活かしています。キッチンの一角

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――貴店の特徴やこだわりを教えてください。

この吉祥寺の地に店を構えて十年以上になります。吉祥寺、特にこの中道通りは、「気取らないけれど本物がある」という独特の魅力がある街です。近くには、さまざまな顔をもつ多才な人や個性的な人たちがいて、世界観のある店が自然と並んでいます。そんな街の空気の中で、当店もまた「本物」と呼べる仕事を積み重ねていきたいと思っています。

当店では、視機能の測定やビジョントレーニングを通じて、単に数値を整えるだけでなく、その人にとって心地よい視え方を探っていきます。お子様へのサポートにも力を入れ、視る力そのものに目を向けています。

また、「a mano edo(ア・マーノ・エド)」というオリジナルブランドも展開しています。「a mano」はイタリア語で“手仕事”、「edo」は“江戸・東京”です。美大で学ぶ日本画の技法を取り入れ、岩絵具や箔を用いて一本一本仕上げています。素材の重なりや色のにじみも含めて、その表情を大切にしています。

――接客スタイルにおいて、心がけていることはありますか?

基本的には、予約制とさせていただいています。これは、お客様一人ひとりとじっくり向き合い、納得のいく一本を見つけていただくための空間と時間を確保するためです。

接客では、お客様ご自身もまだ気づいていない魅力に目を向けることを心がけています。多くの方は無意識に「いつもの自分」に近い眼鏡を選びがちです。そこであえて、「自分では選ばないかもしれないけれど、実はよく似合う一本」をご提案することもあります。「少し派手では?」と思われたとしても、周囲からは「素敵ですね」と声をかけられることもある。そんなふうに、新しい自分と出会うきっかけになれば嬉しいですね。

――真野さんにとって、ZEISSレンズとはどのような存在ですか。

眼鏡において、フレームがデザインや個性を表現するものだとすれば、レンズはその眼鏡の印象や掛け心地を左右する重要な要素だと思っています。私がZEISSを扱い続けているのは、製品づくりに向き合う姿勢に信頼を感じているからです。ものづくりに対する誠実さや、販売店への丁寧な対応にも、その姿勢が表れていると感じています。

かつて眼科で勤務していた頃、私は「視力は数値で整えるもの」と考えていました。しかし、ZEISSの測定機器に触れ、その捉え方は大きく変わりました。通常の検査では拾いきれない細かな収差や歪みにまで目を向け、それを丁寧に整えていく。その設計思想に触れたとき、「視えるとはこういうことか」と感じたことを今も覚えています。初めてZEISSのレンズを通して視た景色は、とても自然でクリアなものでした。

――お客様にはどのような場面でZEISSをおすすめされますか?

基本的には、すべてのお客様におすすめしたいですね。もちろん、最終的に選ぶのはお客様ご自身ですが、それでも一度は体験していただきたいと思えるレンズです。

お客様からの反応も印象に残っています。あるお客様から「いいレンズを使っているねと周りから褒められた」と教えていただいたことがありました。レンズの違いなんて外からは分からいと思われがちですが、ZEISSのレンズを入れると目元が明るくなり、表情がいきいきとして見えることがあります。それが結果として「良い眼鏡を掛けている」という印象につながるのかもしれません。

真野眼鏡 代表 眞野進方 

今後はZEISS Vision Expertとして、さらに測定機器を活用し、単に「視える」だけでなく、「視え方の質」を高めるための提案をしていきたいと考えています。視覚のどこに負担やズレがあるのかを丁寧に探り、その方にとって無理のない整え方を見つけていく。フレーム選びの感覚と、視機能の測定、そしてZEISSの光学設計。それらをバランスよく組み合わせながらこれからもお客様と向き合っていきたいですね。

――最後に、これから眼鏡を選ぶお客様へアドバイスをお願いします。

ぜひ、私の提案するスタイルを一度試してみてください。自分だけで選ぶと、どうしてもこれまでの延長線上にある一本に落ち着いてしまうことがあります。けれど、眼鏡は「なりたい自分」に近づくためのきっかけにもなります。「自分には似合わない」と思い込んでいる一本が、実は新しい表情を引き出してくれることもあります。

あなたの魅力を最大限に引き出す一本をご提案します。ここ吉祥寺で、新しい自分と出会う時間をお過ごしください。

Profile

真野 進方

真野眼鏡 代表

眼鏡専門学校卒業後、眼科勤務やチェーン店店長を経て独立。眼鏡職人への弟子入りや美術大学での学びを経て、技術と芸術性を融合させた独自の眼鏡づくりを追求。オリジナルブランド「a mano edo」の製作も手掛けています。


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